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ストカールは難しい!【失敗する前に読んでほしい】成功させる条件




この記事の内容

実は難しいストカール
ストカールができる条件とは?

お客さま事例をご覧ください。





この記事を書いた人
 
 
東京・練馬区 石神井公園 

『専門店仕込みの自然な縮毛矯正・柔らか質感のデジタルパーマが人気』

大人女性のためのケアサロン

【Liber リベル】

代表×スタイリスト

深澤 弘樹 です
ふかざわ        ひろき


フカザワってこんな美容師です。
初めましての方は画像をクリックでプロフィールが見れます





【ストカール】 ストレート+毛先カールの同時施術は難しい




・ストレートに飽きた、変化をつけた

・コテ巻きができないからパーマでそれっぽくしたい



それを実現するのが

ストレート+毛先カール = 【ストカール】 という欲張りメニュー


でも…同時に施術するのは実は難しいのです!


ただでさえ難しい縮毛矯正に加えて毛先にカールとなると、、、難易度は激高!!


かける前の髪の状態で条件がそろってないとなかなか難しいのが現状です。




ストカールができる髪

・髪にコシがあってしっかりしている

→パーマは重力に逆らって曲げていくので髪そのものに元気がないときれいに曲がりません。
 濡れた時にクタっとなってしまうような髪はNG!




・髪の履歴が明確

→今までどんな施術をしてきたか?どんな薬を使ったか?傷み具合は? などなど、
 履歴で髪の余力があるかどうか判断します。



・もともとのくせがそこまで強くない

→クセがそこまで強くない=優しいパワーの薬を使っているので薬剤による損傷は少ないと考えられます。



ストカールができない髪

・毛先のダメージでハリやコシがなくなっている

→へなっとしているようなダメ―ジ毛にパーマはかかりません。




・髪の履歴が読めない

→初めて担当するお客様は履歴が分からないので難しいです。
 難しいメニューの場合、美容師さんとの信頼関係も重要な要素。




・もともとのクセがかなり強い

→クセが強い縮毛矯正=そこそこのパワーの薬を使っているので髪にかかっている負担は結構なもの。
 さらにカラーも繰り返しているとなると難しいかもしれません。





 フカザワ



 

ストカールは髪に元気がないと失敗します!

無理やりかけて後日切りたくなる、、

そんなことがないように

できれば別々にお願い出来るようなゆとりを持つことも大事です! 無理は禁物ですね。 







ストカール希望のゲスト様



普段やらないストカールですが特別にやってみました!


【ビフォー】



何度か担当させていただいてるK様。

リタッチ矯正を続けているのですが、、

今回は根元のクセを伸ばしながら毛先にカールをつけたい!

というご希望です。

普段ストカールやらないのですが、、


K様は、、


・カラーをしていない

・リタッチ縮毛矯正を続けてきた



比較的ダメージがすくないので 条件的には◎





さらに髪の弾力をチェックして、、



弾力は充分残っているので今回特別に同時に施術をしていきます。

※成功する確信があるときにしかやりません。



ちなみに、、毛先カールはデジタルパーマじゃないとできません!


熱処理された髪に普通のパーマはかかりません。


縮毛矯正は熱でたんぱく質を変性させています。

熱でたんぱく変性させた髪はパーマ液だけの力では曲がりません! 

熱で処理してある髪には再度、熱を利用するのが絶対条件!


普通のパーマでかけようとするとかなりの確率で失敗します!

必ずデジタルパーマでかけましょう!






【アフター】






毛先のカールが柔らかさを演出して、、とってもいい感じです!

状態がよかったのできれいにかけることができました!

パーマスタイルも楽しんでみてくださいね♪



ご来店ありがとうございました!



施術料金 & お時間

・縮毛矯正+毛先カール (カット込み) ¥23760

・施術時間4時間


何度か通っていただき髪の状態や特徴などを把握してから初めてできるメニューです。

顧客の方でどうしてもやりたい!って方はご相談ください。


まとめ


ストカールは条件がそろってないとできません! 

その高いハードルをクリアできた人だけができる特別なメニューなのです!

どんなに上手な美容師さんでもかける前の状態がよくないときれいにかけることは不可能!

はじめていくお店でストカールをお願いするのはかなりの無茶ぶりかもしれません。

失敗を未然に防ぐためにも美容師さんと信頼関係を築いてからお願いしましょう!



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